喘息 生まれた頃からの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
生まれた頃から喘息で病院に行っているが中々良くならならず、毎年入院する事も多い為、根本的に良くしていく為に漢方薬を試したいとお母様と一緒に来店されました。
喘息は夜の10時から11時に酷くなり、痰が絡みだせなくなる事が多く、発作がよく起きるそうです。
特に雨の日が酷くなりやすいそうです。
食事は脂っ濃い物、スナック菓子が多いそうです。
食事の時はあまり噛まずに食べてしまう事もあるそうです。
病院ではメプチン、フルタイド、ホクナリンテープを処方されているそうです。
舌は紅、白苔、胖大
10歳 男の子
中国医学的に『痰湿食積』、『内熱傷肺』の状態と考えられます。
その為、体に溜まっている痰や余分な水分を体の外へ排泄していく漢方薬、消化吸収を改善していく漢方薬、「肺」の「熱」を解毒していく漢方薬をお渡ししました。
1か月ほどしますと、今まで毎日発作が出ていたのに、発作が出なくなってきていると言う報告を受けました。
酷い時には入院までして、それでも良くならない状態が続いていただけに漢方を飲んですぐに結果が出てきているようです。
そういえば、いびきも酷かったのに、良くなってきていると喜ばれておられます。
引き続き体の「熱毒」、「痰熱」を解毒していく漢方薬、胃腸や「肺」を強化していく漢方薬をお渡ししております。
中国医学では喘息の発作が起きる時に必要な漢方薬、発作がおさまっている時に体質を改善していく漢方薬は違ってきます。
また、痰が多い場合と痰が全く出ない場合でも必要となる漢方薬が違ってくる事もあります。
同じ病名でも自覚症状や季節に応じて必要とする漢方薬は違ってきます。
色々試してうまくいかない場合は、是非、ご相談下さいね。
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